自治体における包括的民間委託による

インフラメンテナンスの課題と展望

 2024年7月12日〜7月14日に神奈川県逗子市で開催された第314回地盤施工学現場事例研究会(中央大学と神戸大学が共催)において、「自治体における包括的民間委託によるインフラメンテナンスの課題と展望」と題する講演を行いました。
 この中で、千葉県柏市の「柏市公共下水道管路施設包括的予防保全型維持管理業務委託」(現在、二期目の五カ年事業の二年目)を取り上げ、「工事を含めた包括的民間委託」を全国で初めて成功裏に実現した理想的なモデル事例であり、ウォーターPPPに向けての先駆けとなる事例であることを、要求水準書や基本契約書の記載内容の分析を踏まえて詳しく紹介致しました。
 ちなみに、講演の目次内容は次のとおりです。

 

【講演の目次内容】

1 自治体の1/4は土木系職員がゼロ〜設計・施工分離発注方式の弊害が多発

 1-1 道路の擁壁復旧工事の設計ミスで、岡山市の担当職員と上司を懲戒処分 

 1-2 常陸太田市の下水道整備事業では、実施設計の発注ミスで市の全職員を減給

 

2 自治体が設計・施工分離発注方式に拘る理由

 2-1 設計・施工一括発注方式は自治体で普及しつつあるのか?〜答は、全く「否」

 2-2 設計・施工一括発注方式実施要綱(要領)で、設計・施工一括発注方式を例外扱い

 2-3 設計・施工一括発注方式に適する請負契約書と要求水準書のモデルが皆無

 

3 自治体の1/4は土木系職員がゼロ〜工事を含めた包括的民間委託が最適解

 3-1 包括的民間委託とは? 

 3-2 自治体における包括的民間委託の導入状況

 

4 工事を含めた包括的民間委託の実施例

 4-1 柏市公共下水道管路施設包括的予防保全型維持管理業務委託〜その全体的な枠組み 

 4-2 要求水準書に示した計画的改築業務〜詳細設計業務に関する記載内容

 4-3 要求水準書に示した計画的改築業務〜改築施工業務に関する記載内容

 4-4 計画的改築業務に関する基本契約書の記載内容

 4-5 ウォーターPPPに向けてのモデル事例

 

 

講演資料は、下記のクリックでご覧頂けます。