大規模災害の

リスクマネジメントとダメージコントロール  

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2023年12月9日、日比谷図書文化館で開催された市民安全学会・警察政策学会合同研修会において、私が講師として下記内容の講演を行いました。
ちなみに、この講演を聴講された前埼玉県議会議員・現埼玉県危機災害等専門家会議委員の岡重夫様は、ブログ(https://okashigeo.com/blog/災害時のリスクマネジメントとは!/)でこの講演について発信されています。
 

【講演のタイトル】

大規模災害のリスクマネジメントとダメージコントロール

 

【講演の要旨】

 我が国では、大きな事故や災害が発生するリスクを低減するため、リスクマネジメントを「組織対応」で行います。しかし、リスクマネジメントを徹底しても、リスクをゼロにすることは困難です。そこで、大きな事故や災害が実際に発生した際には、ダメージコントロール、つまり、迅速かつ的確な被害の拡大防止措置の実施が極めて重要となります。ところが、ダメージコントロールは、ボトムアップによる部分最適化を旨とする「組織対応」による取り組みでは上手く機能しないため、トップダウンにより全体最適化を図る取り組み体制の事前構築が欠かせません。このことについて、東京電力福島第一原子力発電所事故と、東京都の東部5区に広がる海抜ゼロメートル地帯における水害対策を取り上げて、具体的に説明します。

  

講演資料は、下記のクリックでご覧頂けます。

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2023年9月8日、神奈川県逗子市で開催された第306回地盤施工学現場事例研究会において、私が講師の一人として下記内容の講演を行いました。
 

【講演のタイトル】

大規模災害のリスクマネジメントとダメージコントロール

 

 

 

【講演の目次】

 Ⅰ リスクマネジメントとは? ダメージコントロールとは?

 

 Ⅱ 東京電力福島第一原子力発電所事故

   〜 大規模災害発生時のダメージコントロールに大失敗 〜

 

 Ⅲ 東京都の水害対策

   〜 東部に広がる海抜ゼロメートル地帯への対策 〜

 

 Ⅳ ダメージコントロールの成功に欠かせない、トップダウンによる全体最適化

   〜 「組織対応」では実現できない性能発注方式の取組み方 〜

 

Ⅴ 仕様発注方式では回避できない、発注者の責任

   〜 地下調節池整備工事に伴う周辺地盤不同沈下被害の責任は、発注に先立つリスク

    マネジメントの不備にあるとされた事例 〜

 

 

講演資料は、下記のクリックでご覧頂けます。