* Zoomを用いたオンラインセミナー *

 

2024年5月10日(金) 13:00〜16:00 開催

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ドローン技術の最新事情

 

ディープラーニングで空飛ぶロボットに進化したドローン

「ドローン技術の最新事情 〜 ディープラーニングで空飛ぶロボットに進化したドローン 〜 」と題するオンラインセミナーを、(株)新技術開発センターの主催により、2024年5月10日(金)の13:00〜16:00に開催致します。

 

 

【セミナーの概要】 

2018年9月、空の産業革命のレベル3(無人地帯における補助者なしの目視外飛行)が解禁されました。そして2022年12月、空の産業革命のレベル4(第三者上空における補助者なしの目視外飛行)が解禁されました。

 

ところが、レベル3でもレベル4でも、これまでは多くが単発的な試験運行に留まっており、特にレベル4では本格運行に至った事例が皆無です。その理由ですが、FPVに基づく操縦者の判断による飛行途上の安全確保が求められているため、ソフトウェアによる自律航行が認められないのです。

 

そこでドローンは、自律航行による本格運行に向けて、防塵・防水性能、耐風速性能、フェイルセーフ機能、障害物回避機能などの飛行途上の安全を確保する機能・性能面において、目覚ましい進化を続けています。

 

中でも特筆すべきは、ディープラーニングで実現した「AIの目」で周囲の状況を直視しつつ自律的な障害物回避飛行ができる、いわば、空飛ぶロボットに進化したドローンです。米国で実用化され、我が国での活用事例も増えています。

 

そこで本セミナーでは、ドローン技術の最新事情として、空の産業革命に向けて目覚ましい進化を遂げつつあるドローンについて、分かりやすく解説します。

 

 

 

【セミナーの目次】

 1. ドローンの基本的な飛行性能

(1) ドローンが飛行する仕組み

(2) GPS・各種センサーとフライトコントローラが、ドローンの高度な飛行性能を実現

(3) 安定したホバリング

(4) 障害物探知回避機能

(5) フェイルセーフ機能

(6) テレメトリによる飛行状態の把握

 

2. ドローンを飛行させる方法

(1) ドローンの操縦は難しくない。

(2) ドローンの飛行原理

(3) 直視による無線操縦

(4) FPVによる無線操縦

(5) GPSによる自律航行

 

3. ドローンで用いられる無線技術

(1) ドローンは、“無線による操り人形”

(2) ドローンの操縦・テレメトリ伝送・映像伝送に用いる電波

(3) ドローンの無線通信における問題点

(4) 携帯電話の上空利用の動向

(5) 仙台市の津波避難広報ドローン

(6) ドローン高精細映像のローカル5G伝送による災害初動対応の迅速化を目指す実証事業

 

4. 世界市場を席巻した中国DJI社のドローン

(1) 中国DJI社製ドローンの機能と性能

(2) 卓越したドローン無線技術

(3) 他に類を見ない障害物探知回避機能

 

5. 空の産業革命とは?

(1) 法規制の発端は、首相官邸ドローン落下事件

(2) ドローンの飛行を規制する航空法の改正の経緯

(3) 空の産業革命のロードマップ

(4) 2018年9月に解禁されたレベル3(無人地帯における補助者なしの目視外飛行)

(5) 2022年12月に解禁されたレベル4(第三者上空における補助者なしの目視外飛行)

(6) レベル3でもレベル4でも、本格運行がなかなか実現しない理由

 

6. ドローンのフェイルセーフ機能

(1) 空の産業革命の本格運行で必須となる堅固な墜落防止策

(2) 墜落防止の要はフェイルセーフ機能

(3) 究極の墜落防止策は、“空飛ぶロボット”への進化

 

7. 空飛ぶロボットに進化した米国Skydio社とAmazon社のドローン

(1) 「AIの目」で危険を予測・回避して飛行できるドローン

(2) 「AIの目」を備えた米国Skydio社のドローンの際立った特徴

(3) 「AIの目」を備えた米国Amazon社のドローンの際立った特徴

 

8. 令和6年能登半島地震でのドローンによる災害対応

(1) JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)が統括し、JUIDAの協力会社が対応

(2) 判明した問題点は、捜索・救助を含めた災害対応を迅速に展開するのが困難であったこと 

 

◎ 質疑応答

 

 

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